Saturday, September 25, 2010

12の春よ来い:親子の中学受験日記 成績が悪い時の話 悲観せず励まして

 ◇悲観せず励まして--大学通信ゼネラルマネジャー・安田賢治
 9月も終わりに近づき、受験勉強は佳境に入ってきました。確実に基礎力、応用力ともに底上げを図っていきたいところです。この時期、注意しなければいけないことは、9月に返送される模擬テストの結果です。

 成績が良ければいいのですが、思ったほどの出来でなかった場合が問題です。「あれだけ計画を立て、親子で夏期講習を頑張ったのに……」と弱気になったり、「この成績では、とても第1志望は無理だ」と落ちこんでしまうことが多いのです。

 一生懸命に学び、すぐに力を発揮できる子もいれば、少し時間のかかる子もいます。9月の模擬テストの成績が悪かったからといって、夏休みに力が付かなかったわけではありません。

 一番ショックを受けているのは、お子さんです。親が「なぜ点数が悪いの?」「第1志望を考え直そう」としかったり、弱気なことを口走ってしまうと、子どもはますます自信とやる気をなくしてしまいます。悲観的なことを言いたくなる気持ちはわかりますが、「次を頑張ろう!」と励ますことが大切です。志望校はいつでも変えられます。今は高い目標に向かって、学力アップを図る時です。平常心を心がけましょう。

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